2012年04月17日

オンラインゲームの問題点

携帯電話を誰もが持つようになり、携帯電話でメールをするのが当たり前になり、今では携帯でオンラインゲームができる時代になりました。

誰もがいつも持っている携帯電話ですから、気軽に携帯電話でプレイできるゲームは、瞬く間に広まりましたがさまざまな問題をはらんでいるようです。

テレビでは無料でプレイ可能と楽しそうなコマーシャルを流しています。
しかしその裏では高額な請求を受ける人が居たり、手に入れた仮想アイテムを現金で売買する人が居ます。


仮想アイテムを現金で売買ことは、ゲームの運営会社が禁止していることが多いですが、法律的には何の問題もありません。
ゲーム会社が禁止する理由は、ゲームのバランスを崩す恐れがあるという理由が多いのですが、それよりももっと深刻な問題があります。
そもそも仮想のアイテムを現金で取引すること自体が問題なのです。

また高額請求を受ける人が居ると書きましたが、これは基本プレイ無料のゲーム内で付加価値の高いアイテムなどを、ゲーム内通貨で売っているためです。
そのゲーム内通貨を手に入れるには現金が必要になり、そのアイテム欲しさに課金をするのです。

通常その課金はクレジットカードなどで行われます。
つまりその場で現金を払わずに手に入れることができるのです。

ある程度の年齢がいった大人ならば、自分の管理できる範囲内で課金をするでしょうが、ゲームは子供もプレイすることができます。
そして課金は親に請求されます。
それで先ほど書いたような、高額請求などが発生するのです。

私はゲーム自体は悪くないと思います。
ゲームを作る人は、プレイヤーに楽しんでもらえるよう、いろいろとアイデアを練って苦労してゲームを作っていることでしょうし、そんな無理な課金をしてほしくないとも思っているはずだからです。

それに以前は日本のゲームは世界で売れる優秀なコンテンツでしたが、現在は少し下火にある中で、この携帯電話のゲーム市場は伸びています。

ゲーム会社は何らかの方法で課金しなければ、面白いゲームを作り続けることはできません。
ですからプレイする人またはその保護者が、オンラインゲームというものをもっと理解して、本当に必要なのか判断する時が来ているのではないでしょうか。



Posted by Str25 at 00:55